四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月6日発表)

シチズン時計(7762)

腕時計の大手で電波時計にも強いシチズン時計(7762)が上昇率1位だった。2月13日に発表した大規模な自己株買いの計画が好感された。株価はストップ高を交えて上昇し、2月の月間株価上昇率は33.9%だった。

シャープ(6753)

下落率1位はシャープ(6753)。2月7日に発表した今2023年3月期業績の下方修正が売り材料になった。売上高は従来予想比1500億円減の2兆5500億円に引き下げ、営業利益は450億円減額して200億円の赤字に転落する。液晶市況が低迷し、ディスプレイの最終製品の出荷が減速していることなどが要因だ。予想どおりに業績が推移すれば、今期は7期ぶりの営業赤字になる。

オリエンタルランド(4661)

日本経済新聞社が3日に発表した日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えで新規採用されたオリエンタルランド(4661)が軟調展開となった。午後2時01分現在、前営業日比295円(1.4%)安の2万1505円と反落している。一時は2万1315円まで下落した。