四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(5月8日発表)

三井E&S(7003)

船舶用エンジンで国内首位の三井E&S(7003)が上昇率1位だった。同社の社名は、旧社名(三井造船)の英文名称「Mitsui Engineering & Shipbuilding」に由来する。4月の月間株価上昇率は24.4%だった。

アドバンテスト(6857)

下落率1位は半導体検査装置大手のアドバンテスト(6857)だった。今2024年3月期の業績予想が大幅な減収減益を見込んでおり嫌気された。4月26日に発表した今期業績予想は、売上高が4800億円(前期実績比14.3%減)、営業利益が1050億円(同37.3%減)、当期純利益が780億円(同40.1%減)。半導体需要の世界的な減速で、半導体メーカーの生産調整は当面継続すると見込む。

リンテック(7966)

粘接着材で首位級のリンテック(7966)が後場に入りマイナス転換した。午後1時45分現在、前営業日比25円(1.1%)安の2264円と続落している。一時は2205円まで下落した。