10月31日これが今日の有望カブだ銘柄

シミックホールディングス(2309)は、「↑↑大幅増額」「↑増額」「↑増額 」と業績予想の上方修正が続いた。同社は、新薬開発の治験支援(CRO)の国内先駆け的な存在だ。今2022年9月期は、自治体向け新型コロナワクチン接種支援が想定以上の収益になり、業績予想の上方修正が続いた。

シミックHDが期初に発表した今期営業利益予想は40億円。最新の予想は86億円にまで引き上げられた。これでも慎重とみる東洋経済業績予想は2億円を独自増額して、今期営業利益を88億円と見通す。同社の第3四半期決算時点の当期純利益は59億3200万円で、過去最高益を36億円以上も上回る。10年ぶりの過去最高益更新は確実とみられる。

東北化学薬品(7446)は工業薬品や試薬などが主力の商社だ。PCR検査キットや医療用消耗品の活況が想定以上に継続して、東洋経済業績予想は3号連続で前号比増額となった。電子産業向けに堅調な化学工業薬品が利益を底上げして、今2022年9月期は3期連続の過去最高益の可能性もある。