四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(10月24日発表)

JR西日本(9021)

ランキング1位のJR西日本(9021)の新幹線運輸収入は前年同期比2倍超の747億円と、全社利益の底上げに貢献。同社の当期純利益はコロナ禍前の2019年4~6月を上回る578億円になった。新幹線運輸収入は2022年12月末頃にはコロナ禍前の9割程度の回復を見込む。

JR東海(9022)

土休日の新幹線乗客数が回復し、運輸事業の事業損益黒字化を牽引。ゴールデンウィーク(GW、4月28日~5月8日)の新幹線の1日平均輸送人数は2014年の水準まで回復した。在来線特急列車もGW中は多くの観光客が乗車した。

西武ホールディングス(9024)

ホテル・レジャー事業の赤字に苦しんだ西武ホールディングス(9024)も、3期ぶりに黒字復帰した。利用客が増加した国内外のホテル事業は営業収益が倍増し、全社利益の黒字化に大きく貢献した。