四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(7月1日発表)

千代田化工建設(6366)

千代田化工建設(6366)が6月26日に発表した前2024年3月期決算は、売上高が前々期比17.6%増の5059億8100万円となった一方、営業損益は150億0600万円の赤字(前々期は181億1600万円の黒字)、純損益は158億3100万円の赤字(同151億8700万円の黒字)となった。

三菱商事(8058)

アメリカ・テキサス州ゴールデンパスLNG(液化天然ガス)事業で370億円の追加費用を引き当てたことが響いた。自己資本は48億5800万円(自己資本比率は1.1%)に縮小するが、三菱商事(8058)への預託を含め1600億円超の現預金を確保していることから、現時点で外部に財政支援を求める考えはないとする。

あおぞら銀行(8304)

ある株主は憤懣やるかたない様子で切り出した。6月25日、都内で開かれたあおぞら銀行(8304)の株主総会。アメリカ不動産向け融資の引き当てなどが原因で、2024年3月期決算が15年ぶりの最終赤字に沈む中、会場にはどんよりとした雰囲気が漂っていた。