四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(12月18日発表)

横浜ゴム(5101)

業績回復が鮮明なタイヤ業界からも41位の横浜ゴム(5101)、44位の住友ゴム工業(5110)という2社が50位以内に入った。いずれも自動車生産の正常化で新車用が回復。北米を中心に好採算の大口径タイヤが伸びているうえ、原料高が一服して増益基調にある。ともに今期は増配予想だ。

ヤーマン(6630)

美容器や痩身器具など家庭用美容、健康機器メーカーのヤーマン(6630)が12月13日に発表した2024年4月期第2四半期累計(5~10月)連結決算は、売上高188億0200万円(前年同期比29.2%減)、営業利益22億4600万円(同58.2%減)、経常利益26億2700万円(同61.4%減)、純利益16億0800万円(同64.6%減)と、大幅減収減益だった。

サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)

アパレルグッズ販売、サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)の今2024年2月期は、5期連続の営業赤字になる見込みだ。会社側が業績下方修正を発表した。修正数値は売上高236億4000万円、本業のもうけとなる営業損益は10億5000万円の赤字。従来予想4億3000万円の営業黒字予想から一転して赤字継続を余儀なくされる。